重要情報
2010年7月11日
公開シンポジウム:「改定臓器移植法」施行を問う を開催いたします。

2009年7月13日
生命倫理会議 参議院A案可決・成立に対する緊急声明 を発表いたしました。

2009年6月18日
生命倫理会議 衆議院A案可決に対する緊急声明 を発表いたしました。

2009年6月11日
生命倫理会議 臓器移植法改定に関する徹底審議の要望 を掲載いたしました。

2009年5月12日
生命倫理会議 臓器移植法改定に関する緊急声明 を発表いたしました。

2010年7月5日月曜日

公開シンポジウム:「改定臓器移植法」施行を問う



公開シンポジウム:「改定臓器移植法」施行を問う  主催:生命倫理会議

 7月17日、「改定臓器移植法」が施行されます。私たち生命倫理会議は、生命倫理の教育・研究に携わる大学教員からなる組織で、国会におけるこの法改定をめぐる意見聴取・審議が行われていた昨年初夏、批判的な立場から3回の声明文発表と記者会見を行いました。
 また、本年5月、『いのちの選択――今、考えたい脳死・臓器移植』(岩波ブックレット)を出版し、さらに法改定と脳死・臓器移植そのものの問題性を世に問うてきました。
 しかし、いよいよ施行の時です。そこで、下記のような催事をもち、あらためて多くの皆さんと広く深く考えたいと思います。ご参加を心待ちにいたしております。

 日時:7月11日(日)13時半開場、14時~17時
 場所:専修大学神田校舎7号館731教室
     専修大学キャンパスマップ URL

 第一部:講演
  「法施行をめぐる現在」

   川見 公子(臓器移植法を問い直す市民ネットワーク)
   永瀬 哲也(バクバクの会・脳死に近い状態と診断された子どもの父親)

 第二部:シンポジウム
  「「いのち」はどこへ向かっているのか――改定臓器移植法と日本社会――」

  シンポジスト
   高草木 光一(生命倫理会議・慶応義塾大学)
   堀 一人(大阪府立槻の木高校社会科)
   光石 忠敬(弁護士)
   山口 洋 (医師・順天堂大学〔循環器内科〕)
  司会
   田中 智彦(生命倫理会議・東京医科歯科大学)
  総合司会
   慎 蒼健(生命倫理会議・東京理科大学)

チラシのPDF(約190KB)




2010年6月7日月曜日

『いのちの選択 今、考えたい脳死・臓器移植』刊行

2009年5月12日の緊急声明の発表から丸1年が過ぎました。
先月7日、生命倫理会議の活動の一環として、以下のブックレットが刊行されました。

生命倫理会議、小松美彦・市野川容孝・田中智彦編
 『いのちの選択 今、考えたい脳死・臓器移植』
   岩波ブックレットNo.782、岩波書店、2010年5月7日(定価 630円)

岩波書店ブックレットのページ

2009年11月30日月曜日

『科学』への寄稿

生命倫理会議・代表の小松美彦が、『科学』(岩波書店)11月号の緊急企画「新政権へ科学者からのメッセージ」に寄稿しました。「臓器移植法」の改定にも言及しています。

小松美彦「医療・福祉政策における「野蛮」の廃棄を」
  『科学』2009年11月号(Vol.79 No.11)、岩波書店、1263頁

『季刊ピープルズ・プラン』への寄稿

生命倫理会議・連名者の高草木光一が、『季刊ピープルズ・プラン』47号(2009年夏号)に「改正臓器移植法の闇」を寄稿しました。

高草木光一「改正臓器移植法の闇」 PDFファイル(約310KB)
  『季刊ピープルズ・プラン』47号(2009年夏号)掲載

  ピープルズ・プラン研究所ウェブサイトへのリンク


2009年8月22日土曜日

7月13日および14日のメディア

2009年7月13日に行った記者会見の模様などは、次のように取り上げられました。
(確認できたもののみ)

新聞
読売新聞 7月13日 夕刊13面
  代表の小松美彦がコメントを寄せています。(以下に抜粋)
朝日新聞 7月14日 朝刊38面
  以下に言及部分を抜粋



読売新聞 2009年7月13日夕刊13面
歴史的な暴挙
 生命倫理を研究する大学教授らで作る「生命倫理会議」代表を務める小松美彦・東京海洋大教授の話
「脳死を人の死とする科学的根拠がまだ確立されていないのに、議員は印象だけで票を投じ、日本では初めて法律で死を規定した。歴史的な暴挙で容認できない。A案提出者は、法的脳死と判定されても臓器提供の意思を撤回すれば診療は継続されると明言しており、厳守すべきだ」

朝日新聞 2009年7月14日朝刊38面
…(略)…
 生命倫理学者らでつくる「生命倫理会議」(代表=小松美彦・東京海洋大教授)も「脳死は人の死と科学的に立証できていない」などとする緊急声明を発表。小松代表は「脳死イコール人の死と国民的合意ができているとは思えない。わずかな論議で可決したことは、将来に多大な禍根を残す」と非難。…(以下、略)…